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WAPは正式名称を「Wireless Application Protocol」と言います。
これは、携帯電話やPDA等、無線小型携帯端末でインターネット利用を
するための通信プロトコル(プロトコル:取り決め、きまり)の総称です。
よく、i-modeとどう違うの?などと言われますが、i-modeは、NTT独自の規格で、
HTMLの機能を一部削除したコンパクトHTML(C-HTML)で記述されるサービスです。
それに比較して、WAPは通信プロトコルの標準化団体のWAP Forumによって
標準化が進められている世界的な規格です。
このWAP Forumはモトローラ(アメリカ)、ノキア(フィンランド)、
エリクソン(スウェーデン)、フォンドットコム(アメリカ)等によって、
設立された団体で、世界の主要な通信関連企業が参加をしています。
WAPは、携帯電話をインターネットの一部にすることを目標に展開されています。
今では当たり前になりましたが、携帯電話でインターネットコンテンツを
ブラウズすることが、可能になるプロトコルなのです。
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WAPは携帯端末向けに開発されたため、以下のような機能があります。
・インターネットで検索した電話番号へ直接ダイヤルする機能
・Yes/No/Cancelといったコマンドを直接携帯電話のボタンに割り当てる機能
・数個のキーの組み合わせで文字を入力する機能
・携帯端末の電話番号を通知する機能
また、通常のブラウザのように画像表示も可能です。
・1bitのビットマップ画像を表示できる
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◇プロトコル
WAPは携帯小型端末用のプロトコル群の総称であり、実際には複数のプロトコルで成り立っています
WAE Wireless Application Environment
コンテンツを載せる実行環境であり、スクリプトを解釈実行する
バーチャルマシンを搭載したマイクロブラウザとして実装される。
WSP
WTP
WTLSそれぞれのレイヤー、トランザクションレイヤー、セキュリティレイヤー
を規定するもので、HTTPとSSLに該当する規約です。
WDP UDP/IP相当のトランスポートレイヤーです。
IPネットワーク上ではUDP/IPがそのまま使われますし、
その他のネットワーク上ではSMSなどの該当するプロトコルを使用します。
◇サーバ
WAPの仕組みの中で大変に重要な存在なのはWAPゲートウェイサーバーです。
これは、既存のネットワークのWEBサーバとの掛け橋になるもので、
携帯小型端末 ←─→ WAPゲートウェイサーバ ←─→ 既存ネットワーク
見やすくすると↑のようになっています。WAPゲートウェイサーバは、
ネットワーク上の情報を、処理能力の低い携帯小型端末のかわりに処理して
処理しやすいデータを携帯小型端末に提供します。
このため、ゲートウェイサーバー上に高度なアプリケーションを構築できる
可能性を秘めています。近い未来そんなサービスが提供されるでしょう。
◇WAPとHDML/HDTP、WML/WSP
現在は、このWAP規格はHDML/HDTPとして実装されています。
このHDML/HDTPはWAP Forum参加企業である、Phone.com社の制定した規格で
現在のWAPサービスは、このHDMLを基準に展開されています。
今後、HDMLからWMLにトレンドが移行して行くようです。